梅雨前に西原町の屋上を防水塗装で守る!草木除去から洗浄まで
沖縄の強い日差しと雨風に常にさらされている屋上。皆さんのご自宅の屋上は、ひび割れや藻、そしてしぶとい草木に悩まされていませんか?放っておくと雨漏りの原因にもなりかねません。
今回は、場所は沖縄県西原町。草木をしっかりカットし、洗浄でピカピカにしてから防水塗装を行いました。
ステップ1:生い茂る草木との戦い!徹底的な除去作業
屋上を見上げると、そこはまるで小さなジャングル。特に排水口の周りや壁の隙間からは、様々な種類の草木がたくましく生い茂っていました。
防水塗装をする上で、この草木を根っこからきれいに取り除くことが最初の、そして最も重要なステップです。残ってしまうと、そこからまた水が侵入したり、塗装の剥がれの原因になったりするからです。
まずは鎌やハサミを使い、目に見える草木を一本残らずカット。そして、根っこが深く張っている部分は、マイナスドライバーやスクレーパーなどを使い、ゴシゴシと丁寧に掻き出しました。この作業が一番地味で大変でしたが、今後の防水効果を考えると妥協できません!
ステップ2:高圧洗浄で汚れを一掃!見違えるほどピカピカに
草木の除去が終わったら、次は屋上全体の汚れを洗い流す作業です。
ここで大活躍したのが高圧洗浄機です。業務用の高圧洗浄機で十分な威力を発揮してくれました。
勢いよく噴射される水で、みるみるうちに汚れが落ちていくのは本当に気持ちいい!特に、黒ずんでいたコンクリートの表面が白く明るくなっていくのを見た時は、思わず「おお!」と声が出ました。
洗浄後は、しっかりと乾燥させることが肝心です。沖縄の気候は湿気が多いので、晴天の日を選び、丸一日以上かけて完全に乾かしました。湿気が残っていると、後から塗る防水塗料の密着が悪くなってしまうので、ここは焦らずじっくりと。
ステップ3:いよいよ本番!防水塗装で屋上を強固に守る
下地が完璧に整ったら、いよいよ防水塗装の工程です。
プライマー塗布: まずは、下地と塗料の密着性を高めるためのプライマーを塗布します。これは塗料の「接着剤」のような役割を果たすので、塗りムラがないように均一に塗っていきます。
ウレタン防水材塗布(一層目): プライマーが乾燥したら、いよいよウレタン防水材を塗ります。ローラーやハケを使って、均一な厚みになるように慎重に広げます。特に排水口周りや壁の立ち上がり部分は、念入りに塗りました。
ウレタン防水材塗布(二層目以降): 一層目が乾燥したら、さらに塗り重ねていきます。必要な膜厚を確保するために、通常は二層以上塗布します。層を重ねるごとに防水性能が高まるので、手を抜かずにしっかりと。
トップコート塗布: 最後に、防水層を紫外線から守るためのトップコートを塗ります。このトップコートがないと、せっかくの防水層がすぐに劣化してしまうので、非常に重要です。防滑性のあるタイプを選べば、歩行時の安全性も高まります。
プランナー 宮城